クラスの中の立ち位置 【杏子 出席】
by 杏子
スクールカーストねぇ、、、
ちなみにOLちゃんはワタシに会ったときに、どこの階層だと感じたのだろう? きになる笑
わたしは中高時代は
スクールカーストの外で生きていた
と自分では思っている
わたしがいた環境で
スクールカーストらしきものが発生したのは
小学校高学年のときで
新しいクラスで仲良くなった層が
いわゆるカーストトップだった
揉めに揉めた
そしてカーストトップの男たちとも
仲良くする反面
一部とはものすごく揉めた
クラスは荒れていた
女友達にはいじめられもした
ワタシが黙っているタイプではないので
怒るのが逆におもしろかったんだと思う
けれどわたしが
いわゆるカーストトップで終わらなかったのは
そのあいだにも
カースト下位(あえて言おう)
(けれど見下しているわけではない)
の子たちとも仲が良かったのだ
どちらにも行き来できる人間だった
そして親にはつよく
カースト下位側の子たちといることを勧められた
なぜなら、カーストトップは
見るからに偏差値が高そうな人間ではなかったからだ
何より、カースト下位側の子たちのほうが
圧倒的に穏やかで、優しい
とはいえいきなり自分の立ち位置は
変えられないものである
小学校は卒業までずるずると
何となくカーストトップ側にいた
けれど彼女らの悪ふざけには
荷担しなかったら
卒業目前になって気がついたら
わたしともうひとりだけが
トップ側から放り出されていた
ふたりの時間は、逆に快適だった
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中学に進学して
ワタシはキャラ変更というより
立ち位置変更を決心していた
もうカーストトップとは付き合わない
嫌いはしないけど、一定の距離を置く
なぜか1年次のクラスにその後の
マイルドヤンキーへと発展する
カーストトップ層が
いなかったので
その目論見は自然と実行された
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まぁ結局カースト上位とは
その後もうまく折りあって
生きていくことになるんだけれど
長くなったから
その話はまた今度にしよ