2018-01-01から1年間の記事一覧
byちやほやされたいOL 1年たったのか と呟いたのは12月の晴れた休日 開けた窓から冷たさに縁どられた暖かい空気が部屋に入ってきた時排ガスと湿った草の匂いがした なにをするにも「平成最後の」と浮かれる街の中で 私は相変わらず 寝て起きて読んで働いてそ…
by あしきょう 服にはまぁまぁこだわりがあるワタシは毎日ドレスシャツを着ているこれは小学生の頃からほとんどそうだ高校の頃はお父さんみたいって言われて結構傷ついたりもしたけれどそれでも着ることはやめられなかった 少年や紳士が永遠の憧れだったワタ…
byちやほやされたいOL 実は最近事件があって とある男性に交際を申し込まれた とてもいい人でお堅い仕事だし一緒にいて楽だし価値観も近い 出会って2ヶ月ほどごはんや、古書店巡り夜の丸の内散歩など指一本触れない健全デートを重ねた 何度かデートをするう…
by あしきょう 人類は映画『ラ・ラ・ランド』に共感した人としない人の2種類に分けることができる。 と大げさにのたまってみたが、実際、この映画はかなり「好きな人」「嫌いな人」の溝が深かったように思う。 La La Land (2016 Movie) Official Trailer – '…
byちやほやされたいOL 今のiPhoneにして2年になる 機種変更の時期だ 格安スマホなので 機種変したら 快適になるだろうし 利用料も安くなるだろう でも、なかなかその気になれない まぁなぜかというと 「本命とのやりとりが消えてしまうのが嫌だから」 なので…
by 芦田杏子 koukandairy.hatenablog.com なんてタイトルをつけてくれるんでしょう恐縮のきわみです うれしさのあまり数日ほどほくそ笑んでおります 美しくありたい、という思いは心のどこかにいつも掲げているのですよ ただね、ワタシの場合己の美意識の方…
byちやほやされたいOL あしきょうちゃんが書いてくれた前回の記事が とてもくすぐったくてとても嬉しくて あと8年は平穏に生きられそうなOLです。 koukandairy.hatenablog.com あしきょうちゃんは私に同じことをやってほしくない と言ったけど 私は私の意思…
by あしきょう 交換日記を始めて1年がたちました。これまでの人生の中で何冊かわからないほどの交換日記に携わりましたが、こんなに続いたのはこれが初めてでしょう。 これからも特にプレッシャーを感じることなく、ささやかに、あたたかく、ページを重ねて…
byちやほやされたいOL あしきょうちゃんのエントリがすごく好きで なんかあしきょうちゃんと紳士の空気感がわかるというか 自分が透明人間になって同じ空間にいたかのような気分になれる koukandairy.hatenablog.com 好きな人と紅茶を飲みながら 自然に(でも…
by あしきょう 甘いもの好きなワタシは、スイーツを共に味わえる人とは仲良くなれる気がする。 映画のようにロマンチックにはいかなかったが、先日いろいろあって、結局引っ越し直前の部屋に彼を呼びつけることになった。 koukandairy.hatenablog.com 実に2…
byちやほやされたいOL 自傷行為・拒食・過食嘔吐と メンヘラのトリプルコンボ決めてきたんだけど 今はだいぶ落ち着いて 穏やかな日々を送っていますちやほやです 今日は、大学2年生の時 拒食だった頃のこと その時にあった不思議な夜のことを ふと書きたいと…
by あしきょう まもなく引っ越しをする。夏休みのラストを飾る大イベントだ。今着ていない冬服から箱に詰めるも、あっという間に、毎日目にしている暮らしのレイアウトを崩さなければいけない時は迫る。 本棚には、3段目に彼がおみやげで買ってきてくれたル…
by ちやほやされたいOL 元彼にラインをブロックされている。 3年半に及ぶ交際は 喧嘩でもなく 一緒にいる理由がわからなくなった。 というふわっとした理由で終わりを迎えた 別れたかったわけではない 嫌いになったわけではない でも、離れることになった。 …
by あしきょう 考えてみたら夏にはトラウマしかない。ほかの季節よりも、とりわけ恋の切なくて苦しい思い出が多いかもしれない。 だから夏が来ると思い出してしまうことや考え込んでしまうことがある。ワタシにとってあまり心地良い季節ではない。 気候やイ…
byちやほやされたいOL 私は、平成以外の夏を知らない。 平成の夏も 昭和の夏も 新しい元号の夏も 所詮、夏だ。 そんなに変わらないだろう 幼い頃夏とは、プールに入り 面倒な読書感想文と貯金箱作りに格闘するものだと思っていたが いつのまにか、仕事で過ご…
by あしきょう お酒を飲んで吐いてしまったのは初めてのことだった。 週末、別の国に住む友人が泊まりに来た。なんでもワタシが住む街に用事があってやって来るとかで、うちを宿にさせてほしいというので、異国の地において宿を見つける大変さは重々承知して…
by ちやほやされたいOL いい雰囲気の人がいる 自然に終電を見送った 漫画喫茶で場所を分け合いながら眠り 朝はコーヒーとドーナツを食べて 映画を見てそれぞれが住む世界へと戻った 私は臆病なので自分から 「また会おう」という提案はしない 自分から手も繋…
by 杏子ねえ知ってるよあなたが会う人会う人にワタシの話をしていることだけどワタシの名前を出す前に一瞬ためらうことねえ知ってるよワタシが好きだと言った映画をすぐに観ていたことワタシの好きな食べ物をよく覚えてくれていることねえ知ってるよあなたの…
byちやほやされたいOL かつて付き合っていた彼氏に 「君は全くツーショットを撮りたがらないね 女の子はそういうのを撮りたいものじゃないの?」 と問われたことがある 飲みかけのアイスティーのグラスに水滴が流れていた。 私はそれを指先で撫でながら真顔…
by 芦田杏子彼にすすめられ、いまさら映画『タイタニック』を見た布団を頭までかぶってベッドでひとり見る映画もなかなか乙なものだと知ったのは、ごく最近の話だこんなにも、狂おしいほど美しい愛の物語があるのか、と、若き日のドヤ顔ディカプリオを見なが…
by ちやほやされたいOL Aのことを考えていた 揺れる電車の中で もう何度も 考えるのをやめようと決めた Aのことを 夕方17時半の山手線はそれなりにすいていて それでいて年齢層がほどよく分散されている。 その中の1人である自分は これからMと夕食を共にす…
by あしきょう 世間を賑わすとある話題について話す中で、ふと、彼の口からこんな言葉が出てきた 「16歳って、今の自分だったら10歳も下でしょ? 自分は恋愛対象として考えられないな」 10歳下はまだ考えられなくても、10歳年上ってわたしにとっては10代の頃…
奪われた心は帰ってくるのだろうか 多分しばらく帰ってこない 半ば諦めている。 しかし実は、帰ってこなくてもいい と、思っている。 ずっと、返していないことに気づかないで預かってくれていてもいいんだ。 君になら安心して預けておけるよ。 一生のうちに…
by 芦田 杏子目がさめると、視界にふたつのマグカップが飛び込んでくる。昨晩彼がここにいたのは幻だったような気がするけれど、そのマグカップに残る微かな茶葉が、彼が来た確かな証だ。最近彼は、ワタシの部屋を訪ねてくる。もうごくごく自然に、言わずと…
By ちやほやされたいOL 自分の中でいくつかルールがある 職場で泣かないこと 行きたくない集まりは行かないこと でももし迷っているなら行くこと 異性の家は迷ったら行かないこと 遊ぶのはいいけど弄ばないこと 会いたいと言わないこと よっぽどのことがない…
by 芦田 杏子恋のセオリーとは、あって、ないようなものだな、と近頃思う。この前の秋に失恋をしたとき、あまりに辛かったので、人に見解を求めた。年齢も性別もバラバラに数人を選んで話をして、幅広い意見を集めた。結果、本当にみんな言うことが違うとい…
byちやほやされたいOL 春が好きだ 特に春の雨が好きだ 春の雨は少しの絶望と大きな救いをくれる 死を覚悟しない程度の冷たさと 熱を含んだ柔い風が アンバランスな毎日を紡いでいく 思えば人生は絶望の積み重ねだ 笑いたくないのに笑うこと 愛しているのに引…
by 杏子なぜオードリーなのかそう、今日はオードリーで考えたいことがある以前こんなことを書いたことがあったhttp://koukandairy.hatenablog.com/entry/2018/01/08/055231過去ポストより引用「やはりこの人を好きだと確認してしまった一方で、この人を好き…
byちやほやされたいOL 両想いの人と片想いの人はどっちが多いんだろう 揺れる各駅停車の中で何故そんなことを思いついたのかわからないが 中途半端な眠気と体のだるさと押し上げてくる空腹が そうさせたのかもしれない。 あるいは2月のさみしさが体と心を駆…
by 芦田杏子 恋の裏番組で、友人関係についても考える。 高校でいつも一緒に時間を過ごした仲間がいる。5人組だった。 スクールカーストの上ではなく、下でもなく、5人共がちょっとニッチ枠。 どの組み合わせにされても気まずさはなく、大好きだった。 ただ…